十二大従星(天報星 胎児の星)

十二大従星

算命学の十二大従星の「天報星」について

今日は、簡単にご説明したいと思います。

もし、宿命に「天報星」がある人は参考にしてみて下さいませ!

天報星は、お腹の中にいる「胎児」の星です。

まだ、この世に生まれていませんから「時間」の概念はありません。

「無」の状態を創り出すことが出来るのです。

ひょっとしたらお腹の中で「生まれたら、あれをやろう」

「これをやろう」と考えているかもしれません。

ただ、生まれてはいませんので時間の概念がなく

現実に、この星を持っている人は(私もですが)

気分がコロコロかわり、お天気屋さんの方が多いです。

朝起きて、「今日は東京に行こう」と出発したのに

駅についたら気が変わり「東北に行ってからにしよう」と

突然予定を変更することも、しばしば。

ただ、この場合、

天報星の人の考えでは、「東京に行くことをやめた」のではありません。

「今日、東京に行くのはやめて東北に行こう」と思っただけで

周りの人は「「何故、やめた」と不思議に思われるかもしれませんが

いつは絶対に実行するので、やめたわけではない、ということです。

そして、無の世界では色々なことを一変に出来るので

天報星を持っている人は

二つ、三つの仕事や事柄を同時進行でやっていくことが出来ます。

どんな隙間時間も見つけて、そこに全然違う何かの用事を詰め込む才能は見事!

一人で、何個もの仕事を充分にこなしていく才能は

他の星の追随を許しません。

ただ、変転変化の星なので

中年期にこの星が入っている人は(私もですが)

人生が中年期にぐるぐると 変転変化し三年毎に

「不幸」と「幸運」が交互にやってくる、と言われています。

昔の戦争では「人質に出すなら天報星を持った人」と言われています。

(なんらかの変転変化が起り、ずっと人質のままではいられないので。)

ちなみに天報星の裏側の星(正反対の位置の星)にあるのは天将星(頭領の星)です。

天報星が、きまぐれなのは性質であり、この星の面白いところなのですが

天将星(頭領の星)がきまぐれになったり、意見がころころ変わると 欠点になります。

逆に天報星が天将星のように威張ったりすると

欠点になり、嫌われます。

人生が上手くいっていない時は 陰転といって

裏側の星が出てきたりするので

天報星の人が「最近、私なんか偉そうなんだよね」と感じたら

それ、欠点ですし、運が悪くなっていますから

気がついたら 修正をされることを おすすめします。

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