日座天中殺☆

日座天中殺というのは　面白くて

算命学では（12星座のように12の星を使用する

九星気学のように九個の星を使用する、というように）

六十花甲子という六十の星を使用するのですが

その６０ある星の中で

甲戌、乙亥が生まれた日にある方のみを

天中殺中の天中殺ということで「日座天中殺」と呼んでいます。

もちろん、甲戌、乙亥の人も生まれ持った天中殺範囲を所有しているのですが

（ちなみに、甲戌、乙亥とも申酉天中殺です）

この甲戌、乙亥の方のみ生まれた日が不自然な融合になっているのです。

それは、そもそも（繰り返しになってしまいますが）

算命学では

空間の分類を五行の陰陽で表わした十干支があり

時間の分類を五行の陰陽で表わした十二支というものがあります。

十干支　　甲　乙　丙　丁　戊　己　庚　辛　壬　癸　○　○

十二支　　子　丑　寅　卯　辰　巳　午　未　申　酉　戌　亥

この空間と時間を順番に乗せて行くことで

算命学で使用する　六十花甲子が出来上がっていくのですが

空間の分類である十干は十個あり十二支は十二個なので

当然　空間の方が二つ足りません。

空間はないのに時間は流れているという　不自然融合の状態、

この期間を「天中殺」と呼んでいるのです。

この○印のところが

「甲戌」「乙亥」となっているのです。

「え～！生まれた日自体が天中殺中の天中殺ってどういうこと？

　すごい不幸！」と思ってしまいがちですが

算命学には生まれた日に吉、凶はありません。

ただ、生まれた日と　自分の運ぶ運命との間には吉凶があります。

例えば、あなたの人生の今生きている場所は、あなたに適していませんよ。

今、あなたは川で泳いでいて苦しんでいるようですが

あなたは海の魚ですよ、というような感じ。

みにくいアヒルの子のように

生まれてから、ずっと人と違って自分のことを醜いと思っていたけど

実は自分はアヒルではなく白鳥だった、みたいな感じです。

不自然な融合になっているので、基本的には

普通の人生よりも、一般的ではなき普通ではない人生の方が人生は上手くいきます。

この方の特徴としては、物事のきっかけを掴むのは上手く

平均よりも頭の回転が速い人にないますが

生まれた日が天中殺になっている為に

物事の完成が上手くいかないということがあるので

スタートダッシュは自分がやり

物事の終わりは人に任せるとか

人生で完成がないような世界、

芸術とか芸能とか学術とか、終わりのない世界で活躍します。

また、結婚に関しても

一般的な結婚よりは、年が離れた結婚や

国際結婚など、少し変わった環境の方が上手くいきます。

またお子さんと自分の運勢がシーソーする傾向があります。

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