今まで、算命学でいうところの「天中殺」というものを見てきました。
ちなみに天中殺は 誰でも所有している期間です。
この期間は 「天の助けが得られない期間」また「新陳代謝の期間」また
「休憩の期間」「夢を見ているような期間」と言われ、
この期間にはじめたことは 消滅するといわれている期間ですが
詳しくは 天中殺のページをご覧下さいませ↓↓
誰もが持っている天中殺の期間は 12年間の中の2年間、など期間が決まっていますが
宿命の中に天中殺が入っている方がいらっしゃいます。
(これは一生のテーマになってきます。)
今日は、その宿命天中殺の中で
生年天中殺について ご説明したいと思います。
日 月 年
丙 辛 戊
子 辰 丑 子 午
丑 未
上の例は 生まれた日が 丙辰の方です。
丙辰の方の天中殺は 「子丑天中殺」です。
すると、生まれた年が 戊子で、子年に生まれていらっしゃいますので
生まれた年が天中殺になっており
こういう方を「生年天中殺」と お呼びしております。
「生年天中殺」の方の特徴としては
生まれた年の位置は 父と母の場所ですので
簡単に言うと
親の力を借りることが出来ない、という宿命になっております。
これは、なんらかの理由で現実的に、困ったら頼れるはずの親の力を得られず
孤独で、親の力を借りられないからこそ
別の知恵を絞って、新しい道を見つけ出し
退路を断って
自分で自分の道を見つけ出す、というような宿命で
(その変わりに強さや別の道を与えられている、と言えますが)
ただ、現実的に運命の環境では
親御さんが お金持ちで過保護、という場合もございます。
そういう場合は
生年天中殺の方であろうとも
困ったら親御さんの、お金や力を自然に借りてしまう、ということも
あるのかな、と思います。
そこが算命学の面白いところなのですが
一見、助けてくれる人がいる、ということは
とても有り難く良いことに思えるのですが
算命学では、
自分のストーリーの条件と違ってくるので
どこかで運命のひずみが出てくる、
本来、知恵を絞って、孤独になって
考えに考えて 自分で道を切り開いていくところ
親御さんの力をやすやすと借りてしまったことで
どこかで、行き詰まる何かが出てくるので
こういう方は
親御さんの力を借りずに別の道を切り開く、ということが望ましいということに
なっております。
親の力を借りられない、と聞くと
すごく不幸なように思う方もいらっしゃるのですが
これは、ひとつのストーリーであって
自力で頑張れる運があるのだ、
力を借りないことで見えてくる道がある、と思って頂いた方が
いいのかな、と思います。
ただ、たまたま例題に
初代運の「子丑天中殺」の方で 生まれた年が生年天中殺という例を出したのですが
子丑天中殺は 生年天中殺でなくとも そもそも初代運です。
それなのに「生年天中殺」に出会うことで
(生まれた年が天中殺)
本来は初代運であるのに、意味が反転して 親の恩恵を受けたり
親の後を継いだりする、でも、そこに心の葛藤を抱えるので
親の後を継いでも、改革した方が良い、という意味になります。
また 家系のはみ出し運である「辰巳天中殺」「戌亥天中殺」の方も
宿命に生年天中殺があると
なんとなく 家系の流れと合わないので
家を離れたい、独立して自分の道を進みたいと思いつつも
家系の流れから離れにくく、
その矛盾の中で翻弄され
心の葛藤を抱えるところに 何か人生や 自分の成長がある、という方であると
いえると思います。
算命学の占いの鑑定をご希望の方はこちら↓↓↓
世界中の天然石を格安でご提供しています!
天然石・パワーストーンのクリスタル・ドリーム↓↓↓