気が付けば、もう11月・・・本当に月日がたつのは早いですね。
昨年の今ごろは娘の心が疲弊して「自〇したい」「生きていくことは、もう出来ない」と親も子も本当に大変でした。
子供に死にたいと言われた時にどうしたら良いか、というマニュアルはない。
どうやって励ましたら良いか分からない。
どう答えたら良いか分からない。
(励ます、とかポジティブな言葉って逆に人を傷つけることもあると思うのですよ)
と、いう状態でしたが、市の教育相談の心理士さんやスクールカウンセリング,通学級の先生などに相談もしながら,娘とも試行錯誤しながら うちは不登校になる前に
(もう足が動かない、一歩も外に出られない、死ぬしかないという状態になる前に)
「学校に行く必要はない」「学校はやめた」(何故「学校を休んでもいい」ではなく「やめた」と発言したかというと「学校を休んでも」子供にとっては「休んでも結局に学校に行かないといけないという事実は変わらない」ので「休む」ではなく「やめた」「行かなくていい」と発言しました。
一旦義務教育をやめてもフリースクールなどに通って、義務教育の学校に戻る人もいるので安心してくださいね)
「そのかわり違う方法で勉強をする」と
違う方法を模索しはじめ、まずは「トライ式中等部」に再度夢を持って登校しましたがトライ式中等部は授業以外は一人で自習なので、日に日に勉強が分からなくなり
一人でどうしたら良いかさらに落ち込む娘。(でも学校には帰りたくないから「トライでいいんだ」と言っていましたが)
「いやいや待て待て。自分に合った他のところを見に行ってから決めても遅くないぞ」と他のところも見学に行ったり体験したりして(娘が凄い頑張ったわけですが)
今はN中等部に楽しく通学しています。
いやはやN中等部、才能の塊のようなお子さんばかりでしかも、みんな人生に一度は挫折しているので人の気持ちが分かる優しい子ばかりで(しかも優しさはさりげない。)
毎日、家に帰ると「3Dプリンターで凄い模型を作った子がいて・・」とか「音楽の才能がずば抜けていて」とか 「普通の勉強もするけど、みんな凄く自由に自分のやりたいことを選択して楽しく過ごしてる」と毎日いろいろなことに刺激を受けた話をしてくれています。
幸いうちはキャンパスが非常に近くにあったので通学していますがN中はオンラインで全国に色々な生徒さんが在籍しているので
オンラインの部活だけではなく、凄くマニアックな同好会も沢山あります。そして娘は(やはりというか)とてもマニアックな同好会に2個ほど入会し
「趣味が合うから話が合う!スッゴク楽しい!」と毎回楽しみにオンラインミーティングに参加しています。
全国は広いですね・・・
義務教育の学校だと地域の同じ年代の子だけで気が合わないことが多いですが全国区で中等部、高等部があるので、自分の趣味と全く同じの人々がいる・・・
そして自分の才能を最大限の伸ばせる環境を中学生の時から与えられるという・・・
こんなことを言ってはなんですが
「むしろ、義務教育の学校に行かなくてスッゴク良かったじゃん!ラッキーだったわ~」
「N中の勉強はむしろ義務教育の学校よりもレベルは高いよ」と毎日、本当に良かった。と娘と話しあっています。
「でも最初からN中等部は無理だった。思いつかなかったし普通のルートではなかったから。もっと早く入学させてあげれたら良かったんだけど・・・」というと
「でも今からでも遅くはないよ(*^_^*)」と娘。多分今までの人生で一番幸せに過ごしていると思います。
本当に良かった。
もし今絶望して「死にたい」「生きているのが辛い」と思っている方もちょっと違う方法なら、良いのかもしれません。
まずは無料の市の相談でも良いし、相談できる方を探して思いついた人に相談してみて下さい。
すぐには解決しないかもしれませんが、そこから何か糸口はみつかるかもしれません。
うちも本当に辛く二か月先の病院の診察まで生きていられるかどうか分からない位に本当に弱っていましたが
そこから二転三転しながらも復活しました。
これはでも昨年追い詰められたというだけの話で
娘と私にとっては長い長い間悩んだ大きな苦しみの種でした。(発達の問題もありますが、学校があっていない、という)
今それが解決して、ほんとひと段落です。
そのことは、あまりにもプライベートな内容になるので別のサイトに記しました!ご縁があった方は 参考にしてみて下さいね(*^_^*)


