先日、娘が太宰治の「人間失格」を読んでいたので、あんなにメンタルが弱った中学生が読んで良い本だったんでしょうか・・?と後で思いましたが本人曰く「面白かった」らしい。
そして特に面白かったところに栞を挟んだらしい。
そこで
「当てようか? 「世間が許さないよ」というところで「世間って誰のことだ?お前のことだろう。」その日から世間とは個人のことだ、と思うようになった、というところじゃやない?」と聞くと
「当たり~ 一緒~」と言い
そこから太宰治についての感想を色々と教えてくれた。夏休みの宿題は太宰治で書くのが楽しみになった、と言っていました。そして長い時間をかけて読書感想文を書いていましたがしめくくりが書けない、ということで今は脇に置いてあります。(時間をかけて後程完成させていましたが読書感想文の宿題はない、と判明(+o+)!)
ただ、最近「メンタルが弱っている」と娘は発言していましたが詳しくはそれについて話をしていなかったので(本人が話さないと私も聞かないし)
どうなっているかな?と 心の中では思っていましたが太宰治の件をきっかけに 色々と今の気持ちも含めて会話することが出来たので案外良かったです。
太宰治の「人間失格」。
子供時代から 皆に嫌われないように道化を演じて「どうやって生きていったら良いのか」生き方が下手すぎるが 人からは好かれて悩みに悩んで常に自分を責めながらも 人生に流されているような話ですが
その本がずっと売れている、ということはそれだけ共感した人が多いということだから
そう考えると 自分達だけじゃないという勇気がわくね、とか話ながら・・・

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