辛金性は陰の金性であり自然界で例えると「宝石」。
そして、その根っこである配偶者の場所にあるのは陰の木性である「卯木性」。
この方は、非常に気位が高く、一流品を好むような気風がもともと備わっているのですが
行動は非常に庶民的で優しく、情にももろいタイプです。
その溢れる愛情から、誰にでも好かれるタイプとなり
実際に人を引きつけるタイプなのです。
ただ、情に流されやすいタイプなので可哀想な人を見ると、ついつい放っておけず
助けずにはいられない!・・・・というのは、どういうことかと言いますと
例えば、親御さんが病に倒れたり、介護は必要になると自分の人生を犠牲にしても
助けようと努力し、婚期を逃したり
また魅力のある方なので、とても頼りがいがある、しっかりとした財力のある男性にも
慕われるかもしれませんが、その時に、ちょっと頼りない(いわゆるダメンズのような)方に
巡り会いますと、「私がいないと、この人は駄目だ」と通常の感覚では
何か問題があるような人を配偶者に選びやすいという特徴があります。
(しずかちゃんが、のびた君を結婚相手に選ぶような感じでしょうか。)
ただ、ご本人は、頭の回転が速く人生の困難も乗り越えて集団行動ではなく
(集団行動だと、どうしても人の良さが顔を出し、人の頼みを断れないとか
場の空気を読みすぎて自分を抑えるような性質が顔を出すようです。)
勘のするどい方なので周りの人に左右されず
単独、自力で、感性を生かして活躍出来るような性質を持っております。
特に早くから一芸に専念すると、活躍が期待されるかと思います。
別名「宅草」といい、一流品を好んで身につける気位が高い人と言われております。
六十花甲子法 辛卯
辛金性は陰の金性であり自然界で例えると「宝石」です。
その地中に陰の木性である「乙木性」が埋まっておりますが、天干の「辛金性」から
即座に切られているので芽が出ない草花です。
そのため、辛卯日をもって「古木の精」とされてております。
そして、切られている場所の「乙木性」は配偶者の場所に座しているために
配偶者の芽は出ません。こういう方の場合は算命学でいえば、どうしたらいいのかというと
こういう方は、そのような宿命を持っている為に
「誰が見ても、結婚相手として申し部分のないAさん」と
「誰が見ても、結婚相手としては不足があるであろうBさん」がいるとすれば
この方自身が、結婚相手としては問題がありそうなBさんに必ず惹かれ、
必ず選ぶ、というような形になるかと思います。
なので、「自分は何故このようなダメンズをいつも選んでしまうのか」と悲観せずに
「ああ、そういう宿命であり、そこになんらかの意味があるんだ。」と捉えて
では、どの苦労が良いのか、自分で選ぶということも冷静になれば出来るかもしれません。
「浮気癖がある人」がいいのか「経済力がない人」がいいのか「義理の両親で苦労するのか」
など・・・・。でも、そういう風に、よくよく深く考えて、ああそうかと分かると
その宿命は卒業ということになるようです。(私が色々な人の人生のその後を見たところ。)
そして「仕事があまり出来ない男性」を選んだ場合、それについて毎回怒って喧嘩するというのも
疲れます。すると発想の転換をして、
「この人には専業主夫になってもらい、私がバリバリ仕事をするわ!」と仕事を頑張るということも
今の時代であれば、充分にあり得ますし、また、宿命どおり運勢の悪い夫と結婚されますと
仕事運はぐんと上がってくるので、うだつのあがらない夫を見る度に
「この人のおかげで、仕事運は最高」と思うか、など色々と発想の転換のやりようを
見つけるというのも人生の楽しみなのかもしれませんので、色々と試してみて下さいませ。
辛卯日生まれの有名人
辛卯日生まれの有名人の方の中には
イチローさん(野球選手)
大阪なおみさん(テニス選手)
椎名林檎さん(歌手)
観月ありささん(女優)
美輪明宏さん(タレント)
中村勘三郎さん(歌舞伎役者)
などがいらっしゃいます。
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