東洋思想の根幹とも言える「陰陽説」と「五行説」ですが
五行は宇宙や地球を含めた全ての空間を五つに分けています。
そして、それを陰陽に分ける(天の五行と地の五行)ことで「十干」が成立しました。
そして、それに記号をつけていきます。
☆甲(天の木性)・・・陽 樹木 東
★乙 (地の木性)・・・陰 草花 東
☆丙 (天の火性)・・・陽 太陽 南
★丁 (地の火性)・・・陰 灯火 南
☆戊 (天の土性)・・・陽 山岳 中央
★己 (地の土性)・・・陰 田園 中央
☆壬 (陽の水性)・・・陽 海 北
★癸 (陰の水性)・・・陰 雨 北
と分類し、十干支が成立しました。
そして、十干が空間の分類に対して、十二支は時間の分類です。
これは、木星が12年かけて地球を一周することから
12に区切られました。そして、それにも陰陽、五行を配置していきます
☆子(陽の水性) 北
★丑(陰の土性) 地の中央
☆寅(陽の木性) 東
★卯(陰の木性) 東
☆辰(陽の土性) 天の中央
★巳(陰の火性) 南
☆午(陽の火性) 南
★未(陰の土性) 地の中央
☆申(陽の金性) 西
★酉(陰の金性) 西
☆戌(陽の金性) 天の中央
★亥(陰の金性) 北
十二支は大衆に分かりやすいように、動物の名前がつけれており
皆様もご存じのように現在も、ありとあらゆるところで
活用されております。
五行に方向や、色、本能などが配置されておりましたが
もちろん、十干支、十二支にも、同じように配置されていきます。
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